月別アーカイブ: 2015年9月

お仕事Tips(キラキラを撮るためには?)

キラキラは光源に秘密がある!

kirakira

残念ながら、キラキラはカメラでは再現できません。
肉眼では両目で見ているので、キラキラは倍に見えていますが、カメラのレンズ1つなので、それだけでキラキラは半減しています。
あと、キラキラは動きなのです。止まるとキラキラはほとんどなくなります。
でも、光を工夫したりすることで、キラキラ感を強調して写すことができます。そこで、キラキラを表現するために、光源の基本知識をもって光の当て方を工夫してみましょう。


一般的な「照明器具」が撮影用に使える!

写真撮影用には、専用の明るい光が必要と思われがちですが、
実は、家庭にある照明器具でも、十分きれいに撮影できます。

POINT1 「太陽光」は天気と時刻を選ぶ

世界をくまなく照らす「太陽光」は、写真撮影のもっとも基本となる光です。十分すぎる明るさがあり、色もキレイに写ります。
ただ、天気や時刻によって、陰影や色が大きく変わってしまうのが難点です。つまり、これらに注意して撮影するのが最大のコツです。

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北向きの窓辺で撮りました。レース越しの光がきれいです。

POINT2 夜でも撮影できる「天井照明」

家庭内や事務所などの天井のほとんどには、蛍光灯が使われています。撮影には適さない明るさと思われがちですが、カメラさえしっかり固定すれば、何でもそこそこキレイに撮影できる、とても便利な照明です。

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天井照明でも、かなりきれいに撮ることができます。

POINT3 点光源に近い「卓上ランプ」

卓上ランプは、光る部分が小さい、いわば「点光源」に近いタイプが多いです。このため、比較的くっきりした陰影で写ります。
ランプの位置を自由に調整しながら撮影できるので、ライティングの基本を知るには最適な照明です。
光の位置を変えながら、影やキラキラがきれいに見える位置に調整して撮影します。
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蛍光灯を使った卓上ランプは、あまり熱くなりませんので、安心して使えます。白く見えるタイプであれば、オートホワイトバランスできれいな色で写るでしょう。
※白熱灯のタイプは黄色く映りますが、ホワイトバランスで色を調整すれば大丈夫です。(熱くなるので撮影時は気を付けてください)

POINT4 面光源の「トレーサー」

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トレーサーは、平面全体が均一な明るさで光る「面光源」です。
プロが使う撮影用照明機材も「面光源」タイプで、つまり、これを使って照明するだけで、まさにプロのような陰影やキラキラで写せます。
室内照明を消してトレーサーだけで照明すると、面光源の効果がはっきりわかります。

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天井の蛍光灯で撮影。陰影に乏しく、キラキラ感もいま一つです。

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トレーサーを奥に立ててみると、カット面に光が反射して、キラキラが
きれいに見えます。手前に影が落ちて、立体感もよく見えます。

 

その他あったほうがよい撮影グッズ①
光を反射させる「レフ板」

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レフ板のレフは、反射を意味するレフレックスの略です。
つまり、レフ板とは反射板のこと。光源の光を反射させて、被写体の影を明るくするのに使います。
白いタイプ以外に銀色のタイプもありますが、白の方がソフトな反射になり使いやすいです。
白紙、白布など、白いものなら何でも代用できます。

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影があるからこそ、立体感が際立つ写真になります。
ただこれでは影が強すぎました。そういう時には、レフ板で影を明るくします。

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影がだいぶ柔らかくなりました。

その他あったほうがよい撮影グッズ②
光をやわらげる「ディフューザー」

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ディフューザーとは、拡散板という意味。光を拡散させてソフトにする役目があります。
直射日光は陰影がくっきりしますが、雲で光が拡散すると陰影がソフトになるのと同じ原理です。
ゴールドやシルバーなどの金属、クリスタルデコのストーンなどの光の反射をなめらかに表現するのにも使います。

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室内照明を暗くして、卓上ランプだけで光を当てると、影がとても濃く写ります。

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卓上ランプの光の前に、ディフューザーを置くと、影の境界が滑らかになり、ソフトな印象に見えます。
境界が滑らかになるだけで、影がなくなるわけではありません。
なお、レフ版とディフューザーは併用しましょう。

レフ板は影を明るくします。ディフューザーは影の境界を滑らかにします。これらは似ていますが、異なります。
これらを併用すると、明るい影で、しかも境界が滑らかになります。影がなくなるわけではなく、非常にソフトな立体感の写真になります。


すでにお買い求めいただいたお客様もいらっしゃいますが、デコリエでオリジナルの商品写真撮影用トレーサーをご用意いたしました。

LED撮影用面光源(ソフトライト+専用台) briller-ブリエ-

色再現のよいLED撮影用ライトと、オリジナルの撮影フレームで斜めにしたり、立てたり、 台にかけたりして上から照明できる使い勝手の良さが魅力で、超オススメです。

今後はレフ版やディフューザーも順次リリースしていく予定です。

では、また次回。

 

お仕事Tips(商品写真撮影の基本のキホン)

先日、ある 会員さんとお電話で何気なくお話していて、
商品写真撮影に困っていらっしゃるという悩みをお聞きしました。

お伺いすると、(失礼ながら)あまりご存じでいらっしゃないことが判明。

でも、そりゃそーですよね・・・
アーティストさんや作家さんは技術を身につけて作品を作るので大変ですし、ネットショップでお客様対応していたらとても写真撮影にまで手が回らない・・・。

でも、商品写真ってものすごく大事です。
そこで何回か分けて、覚えておいていただきたい商品撮影の基本のキホンをお伝えさせていただきます。


カメラの技術よりもまず最初に押さえたいポイント。それは「背景」

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カメラの技術以上に考えるべきことは「背景」です。
同じバンスクリップでも、下地で印象がかなり変わると思いませんか?
折れジワがあるだけで、何だかダサク見えます。ジーンズになるとそれだけでカジュアルになります。黒のブラウスでは、シックなイメージになります。
ちなみに高級に見せたい場合はとにかく黒を使います。
(お寿司の桶が黒が多いのは高級っぽく見せるため!)

どういうシーンで使えるのかは背景で決まります。
買うお客様も変わってきますので、どういう人に使って欲しいかを考えます。また、自分自身のショップ・作品のイメージにあうものを考えます。
あまり難しく考えないで、身のまわりにあるものを背景に使えば大丈夫です。

カメラの基本は3つだけ

1.形はズームで変わる

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近寄って撮った左の写真では
・背景が写ってしまっている・・・
・形がすぼまっているように見えてしまっている・・・

望遠にして遠くから撮る!が基本です。
ズームにすることで遠くの商品を大きく写せます。
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そうすることで、
・形が並行に写ります!
・背景に余分なものが写りません!

(余談ですが・・・)
これは人物写真でも同じで、遠くからズームにして写すことで、頭は小さく、足は長く、つまりプロポーションよく写ります(笑)。

2.暗い所で撮るから暗く写るはウソ。
明るさは露出補正で変わる!

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見た目の印象よりも暗い感じに写る原因は、暗い場所で撮影しているせいではありません。
背景や被写体が白いためです。光を足して明るくしても、写真の明るさは変わりません。
±のアイコンで表示されている「露出補正」機能をつかうことで、写真の明るさを自由に変更できます。(+の数字を大きくすると写真は明るくなります。)
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3.色はホワイトバランスをいじれば何とかなる!

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電球の色が黄色なので、電球やハロゲン球の光で撮影すると写真が黄色っぽくなります。
その他、蛍光灯や曇天などいくつかありますが、イメージ通りの色が出ないときは、ホワイトバランスの設定を解除(通常オートに設定されています)して、いろんな設定を試すことで、イメージに合う写真の色に出合えます。
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商品写真撮影の基本のキホン、いかがでしたでしょうか?
上記の基本を身につけるだけで本当に・・格段に良くなりますから、
ぜひ実践してみてください。
デコリエでも今後オススメしたい商品写真撮影グッズをご用意していき、皆さまのお仕事を応援していきたいと思っております!

あともう1点。

商品写真はスマフォでも十分ですからね!

デジカメよりスマホカメラは優秀で、スマホカメラは後処理を自動的にしてくれます(フォトショップみたいなもの)。ただ、薄暗い場所で撮るとザラザラ写りますからなるべく明るいところで、そしてブレやすいので脇を締めて撮ったりスマフォ用の三脚で撮ることをオススメいたします。

あ、あともう1点いいですか(笑)

商品写真はプロのカメラマンに頼む必要ないですからね!
カメラマンに聞いたことがあるのですが「本当に売れる写真は作家のほうが撮れる」とのこと。それは、その作品を使う(身に着ける)お客様のことがよくわかっていて、その作品の魅力も分かっているのが作家だからだということです。お客様や商品がよくわかっていないカメラマンがキレイに撮っただけでは魅力は伝わらないのです。
(そのためにも、皆さまは商品写真撮影の基本のキホンを身に着ける必要があるのです)

では、また、次回。

 

デコラティブアーティスト インタビュー(CASE④:宮腰寿美子さん)

先日、地元を活性化する女性企業家の育成支援で実施されたJKK in HOKURIKUウーマンズマーケットにて宮腰さんがグランプリを獲得されました!

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新聞記事にも掲載されました。
(9月9日の建設工業新聞さんが掲載)

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宮腰さんは昨年の7月にBijou crossを開業し、スワロフスキー(R)・クリスタル専門のクリスタルデコレーション【大人の女性に似合うキラキラ】をコンセプトにフェイスブックなどでオーダー中心に活動されています。

bijou cross

最初は周りの友人などからオーダーを頂き、ネイルサロン、リラクゼーションサロンの看板や、スマートフォンケースを主に作っていき、
現在は金沢市の伝統工芸でもある金沢箔を取り扱う企業様の商品とコラボレーションもしているそうです。

金沢市は今年3月に北陸新幹線が開通し、連日国内や海外の観光客で賑わっています。
加賀百万石として栄えた城下町でもある金沢生まれの金沢箔と、オーストリア生まれのスワロフスキー(R)・クリスタル!!
歴史ある一流品同士がコラボレーションする事によって生まれる新しい魅力、すごく素敵ですね♪

デコリエ会員様の素晴らしい活躍情報を聞きつけ、私はインタビューを行わせていただきました。


ー周りのお友達から始めていかれる方は大変多いです。
ただ、待っていてもオーダーが来るわけでもなく、そこには 何かしらの工夫があったのではないかと思いますが、いかがでしょうか?ー

「こちらは、たまたまネイルサロンやリラクゼーションサロンを個人でしている仲の良い友人がいたので、宣伝になるという事で材料費だけでさせていただきました。それを見たサロンのお客様からご注文頂けることにつながりました。」

ーなるほど、それでそのあとはどのような行動をとったのですか?ー

初めはとにかく様々なセミナーにも参加したりと、とにかく出会いを増やしていく事を重点に置きました。
そして宣伝や交流を兼ねてかなざわ女性起業塾という金沢市主催の講座に参加しました。

そこで、たくさんの起業を考えている方や、すでに起業されている方々と人脈を作る事が出来て、その仲間内で、お互いがお互いのお仕事を応援するといったWin Winの関係が築けた事も大きかったです。

そこでは、たくさんの仲間が私のお仕事を宣伝してくれて、ご紹介も増えました。

最近では好きで楽しみながら仕事をしていると、自ずと結果はついてくると思えるようになりました。」

ー右も左も分からなくても、まずは踏み出してみるって大事なことですよね。
でも、伝統ある日本の産業とのコラボレーションってどうやって生まれたのですか?ー
※金沢箔は前田利家から続く金沢の伝統工芸で、現在金箔の98%は金沢で作られています。

「女性起業家交流会(JKK)の代表でもあり、県や市の起業家を支援する制度のアドバイザーでもある、萩原扶未子様からのご紹介がきっかけでした。金沢箔とスワロフスキークリスタルって面白いコラボレーションだね、というちょっとしたアイディアから実現しました。

商品のコンセプトは、大人の女性やお着物に合わせても似合うアクセサリーです。」

kanazawahaku swaro

▼宮腰さんの作品が展示・販売されている「金沢しつらえ」さん
hp
http://www.kanazawa-shitsurae.jp/kura
https://www.facebook.com/shitsurae

 


 

宮腰さんのお話から動くことの大事さと人が結ぶ縁深さを感じさせていただきました!行動なきは成功なきとも言えそうです。

宮腰さん本当にありがとうございました!
Bijou cross(お店のフェイスブックページです)
https://www.facebook.com/Bijou-cross-596022823831508/